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画廊、店舗案内
小山登美夫ギャラリー[東京] 〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2-7F 電話:03-3642-4090 Fax :03-3642-4091 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- 小山登美夫ギャラリー[京都] 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町 483番地 (西洞院通六条下ル)2F 電話:075-353-9992 Fax :075-353-9993 開廊時間:火-土曜日 11:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- TKG Editions[銀座] 〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 銀座カーサ1F Tel / Fax : 03-5250-1561 営業日:火-土曜日 11:30-19:00 定休日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- TKG Editions[京都] 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町 483番地 (西洞院通六条下ル) 電話:075-353-9994 Fax :075-353-9995 営業日:火-土曜日 11:00-19:00 定休日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- [Link] TOMIO KOYAMA GALLERY TKG Daikanyama blog (09年6月以前) TKG Editions blog (09年9月以前) カテゴリ
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2012年 05月 25日
5/16〜20、香港のアートフェア・ART HK 2012に出展しました。
![]() 昨年7月に、Art Basel・Art Basel Miami Beachのオーガナイザー「MCHスイス・エキシビション」がART HKのオーガナイザー「アジアン・アート・フェア」を買収し、世界からの注目をますます集めているこのフェアに、今年は38カ国から266のギャラリーが参加しました。 昨年同様、香港国際展示場の2フロアを使って、レギュラーブース、ART FUTURES(35歳以下の作家の個展または2人展形式のブース)、ASIA ONE(アジアの作家の個展形式のブース)の3つのセクションで構成されています。日本からのギャラリーやお客様も多数! あちこちで日本語が聞こえてきます。 会場に入るとさっそく目の前に、草間彌生さんの巨大な立体作品が! 会場内に設置されるこうした巨大作品には、今年は他にアイ・ウェイウェイや宮島達男さんの作品もありました。 ![]() オープニング当日は、アジア人:欧米人のお客様が半々くらいの印象です。今年は67,205名の来場者数を記録したそうです。 ![]() こちらが小山登美夫ギャラリーのブース様子です! ブースサイズは80スクエアフィートで、昨年よりもかなり広々とした印象。安藤正子、青木克世、シュテファン・バルケンホール、ジェレミー・ディッキンソン、トム・フリードマン、福井篤、廣瀬智央、川島秀明、工藤麻紀子、桑田卓郎、増井淑乃、三宅信太郎、奈良美智、蜷川実花、大野智史、菅木志雄の作品を展示しました。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 他のギャラリーブースにも小山ギャラリーの作家作品が展示されていました。 イ・ヨンビン @ Hakgojae Gallery 来月6/8(金)から、京都の小山登美夫ギャラリーで個展をします。 ![]() ![]() サイトウマコト @ Paul Kasmin Gallery。 サイトウさんは、今年NYのPaul Kasmin Galleryで個展を予定しています。 ![]() オノ・ヨーコ @ Galerie Lelong ![]() 奈良美智 @ Pace Gallery ![]() ![]() 菅木志雄 @ Blum and Poe ![]() ディエゴ・シン(写真右) @Fredric Snitzer Gallery。 左奥にみえるのはハーナン・バスの作品。 ![]() シュテファン・バルケンホール @ Stephan Friedman Gallery ![]() ハンス・ヨゼフソン @ Hauser & Wirth ![]() ![]() エルヴィン・ヴルム @ Lehmann Maupin Gallery ![]() ![]() エルヴィン・ヴルム @ Galerie Thaddaeus Ropac ![]() ジェラティン @ Galerie Perrotin ![]() ヨナタン・メーゼ @ Bernier / Eliades ![]() ゲルト&ウーヴァ・トビアス @ Maureen Paley ![]() ![]() ゲルト&ウーヴァ・トビアス @ Contemporary Fine Arts ![]() フェア開催前日の15日には、昨年香港スペースをオープンしたガゴシアン・ギャラリーでアンドレアス・グルスキー、今年にオープンしたエマニュエル・ペロタンでKAWS、ホワイトキューブでアンセルム・キーファーという豪華なラインナップで同時オープニングパーティが開催されていて、香港のセントラルはギャラリー巡りをする人たちで賑わってました! 来年2013年は5月23〜26日に、正式にArt Basel香港版として開催されるそうです。香港までは成田から片道4時間強ですので、週末の香港アート&食い倒れツアーも可能。今からぜひスケジュールをご検討ください! おまけ・・・香港の夜、クリストファー・ドイル風 ![]() 小山登美夫ギャラリー 石川絵理 2012年 05月 24日
奈良美智さんが、今年の 日本テレビ「24時間テレビ35 愛は地球を救う」 "チャリTシャツ" を嵐の大野智さんとのコラボレーションでデザインしました。
![]() 「未来」をテーマに、プライベートでも仲がいい奈良さんと大野さんのコラボレーションデザインの「チャリTシャツ」です。 6月1日(金)から 日テレ屋(汐留店・東京駅店)、インターネット通販サイトにてお求めになれます。また全国のイオンのお店では6月7日より予約受付、6月22日より店頭にてお求めになれます。 ※小山登美夫ギャラリーでのお取り扱いはございません。 2012年 05月 13日
5月11日(金)〜26日(土)までの2週間、小山登美夫ギャラリー京都1FのTKGセラミックスにて、「ワンダーランド 陶アート 秋山はるか/野村直城」展を開催しています。キュレーションは、京都を拠点に編集・著述業をされている沢田眉香子さん。沢田さんによるキュレーション展は昨年に続き2度目となります。
今回の展覧会では、普段オブジェを制作している2人の作家が「うつわ型」の作品に挑戦しています。このテーマについて沢田さんは次のように書いています。 『うつわは「用」的なるものの代名詞として、陶芸の芸術表現から遠ざけられてきました。しかし、観客はうつわを前にした時、例外なく眼で見て手に取り感触を確かめ、五感を稼働させて鑑賞するよう反応します。うつわ型の親近感が、鑑賞者と作家との間に共通言語を成立させる瞬間です。このことはアーティストにとっては観客を接近戦にもちこむ武器ともなり、私はここに、情動と親密さを主題とする現代アートにおける「うつわ型」の大きな可能性を感じます。』(プレスリリースより) それでは、展示の様子をご紹介します! まずはこちらが秋山はるかさん。 ![]() 秋山さんは1986年 高知県生まれ。2008年 京都教育大学 教育学部 造形表現専攻 卒業。2011年 京都市立芸術大学大学院 美術研究科 工芸専攻を修了。 土を薄く延ばして、パイ生地のように幾層にもレイヤーにしたものを成形し、その一部分を削り取り、ガラスの粒や釉薬の粉をのせて、1200度手前くらいの温度で焼きます。そこから絵付けや金彩など手を加えながら何度も窯に入れ仕上げてきます。 作品をご紹介します。こちらは「プレート」。ディテールにもご注目ください。 ![]() ![]() 秋山はるか プレート, 2012 ceramic, glass h 16.0 x w 15.0 x d 4.0 cm © Haruka Akiyama ![]() ![]() ![]() 秋山はるか ビン, 2012 ceramic, glass h 48.0 x w 28.0 x d 28.0 cm © Haruka Akiyama ![]() 秋山はるか うつわ, 2012 ceramic, glass h 6.5 x w 15.5 x d 15.5 cm © Haruka Akiyama 続いて、こちらが野村直城さんの展示。 ![]() 野村さんは1978年 兵庫県生まれ。2004年 京都精華大学大学院 芸術研究科造形専攻 陶芸分野を修了。 心に浮かぶ様々なイメージやキャラクターをドローイングに描きとめ、それを土で成形し、釉薬と顔料を何度も重ねて焼き付け、水彩画を思わせるようなマチエールにまとめあげています。 こちらは壁掛けのレリーフ作品「gally」。陶器と思えないような、淡く重層的な色彩です。 ![]() ![]() 野村直城 gally, 2012 ceramic h 90.0 x w 31.5 x d 5.0 cm © Naoki Nomura うつわ型の作品「ごうもうちゃんいちご」。銀色のぐるぐる模様は、撥水材で線を描いて釉薬をかけて一度焼き、さらに銀彩をかけて再度焼いたものです。撥水材が塗られていない部分だけに、釉薬の厚みと銀彩の光沢が残っています。そしてこの作品、花器としてもお使いいただけます。 ![]() ![]() 野村直城 ごうもうちゃんいちご, 2012 ceramic h 36.5 x w 11.5 x d 11.5cm © Naoki Nomura こちらは「パオ」。振出しになっています! ![]() ![]() 野村直城 パオ, 2012 ceramic h 12.5 x w 12.0 x d 12.0 cm © Naoki Nomura そしてお茶碗「つぶつぶごうもうちゃん」。もちろん、お茶をたてることができます。 ![]() 野村直城 つぶつぶごうもうちゃん, 2012 ceramic h 21.5 x w 14.0 x d 16.0 cm © Naoki Nomura 初日の11日に開催したオープニングパーティも大盛況でした! ![]() ![]() こちらが秋山はるかさんです。 ![]() そしてこちらが野村直城さん。 ![]() 展覧会は2週間と短い会期ですので、是非この機会に足をお運びください。 作品についてのお問い合わせは、下記TKGセラミックスまでお気軽にどうぞ! TKG セラミックス / TKG Ceramics 〒600-8325 京都市下京区西側町483(西洞院通/新花屋町通 西南角) Tel: 075-353-9994 Fax: 075-353-9995 E-MAIL: kyoto@tomiokoyamagallery.com # by tkgallery | 2012-05-13 15:50
2012年 05月 12日
9月に小山登美夫ギャラリーで個展を開催予定の、Ryan McGinley(ライアン・マッギンリー)がニューヨークのTeam Galleryで個展を開催しています。
Ryan McGinleyは1977年、アメリカ、ニュージャージー生まれ。現在はニューヨークを拠点に写真作品を制作しています。ホイットニー美術館などで個展を行った他、各地で個展を多数開催。ファッション誌など様々なメディアにも掲載する他、バンドSigur Ros(シガー・ロス)のアルバムジャケットのイメージを担当するなど、音楽関係でも幅広く作品を発表しています。 Team GalleryはSOHOエリアに2つのスペースを構えているのですが、その両方で別のシリーズを展示しています。 5月2日のオープニングにはたくさんの人が訪れていました。 こちらはWooster通りの方のスペース。通りにも人がたくさん! ![]() ![]() こちらのスペースでは"Grids"というシリーズを展示。アメリカやヨーロッパのロックフェスティバル、コンサートで観客を撮影したシリーズです。ライトはステージからのものだけを使って撮影したそうです。 ![]() 一方、Grand通りのスペースでは"Animals"を展示。こちらは様々な動物とモデルを撮影したシリーズ。セットでの撮影での予期しない瞬間をとらえた、ユーモアあふれるイメージが印象的です。 ![]() この日はWooster通りのスペースの屋上でAtlas Soundというバンドのライブ演奏もあり、人は増えていく一方でした! ![]() ![]() ![]() アートフェアFrieze New Yorkの開催期間中だったので、連日サイン会やギャラリーツアーなども行われていました。 9月の個展をどうぞご期待下さい! 2012年 05月 12日
小山登美夫ギャラリーの2名のアーティスト、青木克世、桑田卓郎が、現在金沢21世紀美術館で開催中のグループ展、「工芸未来派」展に出展しています。
「工芸の“現在性”と“世界性”を問う企画展」として企画された「工芸未来派」展は、陶芸などの手法を用いる12名の作家によるグループ展です。 「工芸独自の技法を用い、工芸独自の歴史観を参照しながらも、これまでの工芸とは明らかに異なったアプローチ」を見せるアーティストを、「工芸未来派」と呼んだ、と展覧会キュレーターで金沢21世紀美術館館長の秋元雄史氏は説明します。 青木さんはスカルをモチーフにした「予知夢」のシリーズほか、磁土を用いた作品10点を出展しています。 この作品の画像は、展覧会カタログの表紙にもなりました。 ![]() 青木克世 Predictive Dream XVIII 2011 ©Katsuyo Aoki 桑田さんの作品は、展覧会のチラシにも掲載されましたので、見覚えのある方もいらっしゃるかもしれません。 展覧会には未発表の最新作14点を展示しています。 ![]() 桑田卓郎 黄緑化粧白金彩梅華皮志野碗 2011 ©Takuro Kuwata 青木さんは、渋谷ヒカリエ8Fにオープンした、CUBEで開催している展覧会「透明な混沌/Crystal Chaos」にも出展中で、 桑田さんは先日までニューヨークで開催されていたアートフェア、Frieze NYに出展し、海外のお客様にご好評頂きました。 本展覧会は8月31日まで開催されております。 皆様この機会に是非ご高覧ください。 「工芸未来派」 2012年4月28日(土)~2012年8月31日(金) 10:00〜18:00 (金・土曜日は20:00まで) 会場:金沢21世紀美術館 休館日:月曜日(ただし、4月30日、7月16日、8月13日は開場)、7月17日(火) 料金: 一般=1,000円 大学生・65歳以上=800円 小中高生=400円 2012年 05月 07日
今日5/4より始まりました、Frieze Art Fair New Yorkに参加しております。
Frieze Art Fiarは2003年にロンドンで始まったコンテンポラリーアートフェアで、今年からニューヨークでも開催されることになりました。 場所はマンハッタン、イーストリバーを北上したRandall's Island Parkという 島で行われます。 初めての開催となる今回、世界各国から180ものギャラリーが参加しています。 以下はフェア会場の写真です。 ニューヨークを拠点とするSO-ILという建築事務所がデザインしています。 ![]() こちらは小山登美夫ギャラリーのブースです。 以下はベンジャミン・バトラーの新作です。 ![]() 正面壁には菅木志雄さんの作品を展示、手前にあるのは桑田卓郎さんの作品です。 ![]() 右手の壁には、左から蜷川実花さんの写真を4点、隣にディエゴ・シンの作品2点を 展示。手前に展示している2点は桑田さんです。 ![]() 左手の壁は、右から桑原正彦さん、真ん中が青木良太さん、右が落合多武さんです。 ![]() 桑原さんのお隣の壁には、三宅信太郎さんの作品を展示しています。 ![]() ![]() フェア会場へ行くにはいくつかの方法があるのですが、主にシャトルバスか フェリーで向かいます。 黄色のスクールバスがそのシャトルですが、生まれて初めて乗りました。 ![]() フェリーの方は、摩天楼を見ながらのクルージングでかなり気分が盛り上がります! 以下の写真の日はあいにくの雨だったのですが、皆一度は甲板に出て写真を撮っていました。 左はスタッフの上村くん、右は小山さんです。 ![]() フェリーには数種類あって、巨大なタイプとタクシータイプとあります。 ![]() ![]() フェリーから見たマンハッタン! ![]() ![]() フェリーから見たフェア会場。 南北に長い白いテントです。 ![]() シャトルバス/フェリーから降りて会場に向かう人々。 ![]() フェア会場エントランスです。 入る時に手荷物のセキュリティチェックを受けます。 出る時も同様。 ![]() これがFrieze NYです! ![]() ![]() ![]() このフェアは5/7まで開催しております。 長瀬 2012年 05月 03日
山本桂輔さんが、東京造形大学付属美術館にて行われた
第八回造形現代芸術家展 Looking for a wonderkand(不思議な世界を求めて) に参加しました。 この展覧会は、東京造形大学を卒業した、現在活躍中の作家を中心に毎年4月に開催されるものです。 今年は4/3から4/26まで行われました。 以下は展示会場の東京造形大学附属美術館(横山記念マンズー美術館)外観です。 ![]() 以下は展示の様子です。 山本さんは木彫作品3点を出品しました。 Untitled 2008-09 oil, acrylic and epoxy putty on wood, iron h.406 x w.46 x d.46cm ![]() ![]() Untitled 2009-2011 oil,acrylic on wood,iron h.71.5 x w.18.7 x d.20.6 cm ![]() Untitled 2010 oil,acrylic,color pencil,varnish on wood,iron,paper h.52.3 x w.16 x d.16.3 cm ![]() スペースはそれほど大きくない場所ですが、静謐で落ち着いた雰囲気の美術館でした。 山本さんの展示も、木地そのままを活かしたシンプルな台座を使うなど高低差をつけ、スペースに合わせて構成された素敵な展示になっていました。 長瀬 2012年 05月 02日
4月27日(金)〜29日(日)の3日間、アート京都に出展いたしました。
このフェアは2年前に「アートフェア京都」としてホテルモントレ京都の1フロアを使用してスタートしたものですが、昨年2回目は2フロアへと規模を拡大、そして3回目となる今回は「京都議定書」採択で知られるコンベンションセンター「国立京都国際会館」が加わり、本格的なアートフェアへと発展しました。 こちらが「国立京都国際会館」の外観。大谷幸夫氏の設計で1966年に竣工したものです。 ![]() 小山登美夫ギャラリーのブースの様子。 奈良美智や、もの派の菅木志雄、廣瀬智央、桑原正彦、工藤麻紀子など小山登美夫ギャラリーの代表作家から、ヴァルダ・カイヴァーノ、ジェレミー・ディッキンソン、ワン・ヤホイといった海外作家、清澄で個展を開催中の風能奈々、佐藤翠(京都TKGエディションズで個展を開催中)などの若手作家、陶芸作家の芦田尚美(4/29まで京都のTKGセラミックスで個展を開催)、吉村昌也、桑田卓郎まで、幅広く展示しています。 ![]() ![]() ![]() 会場通路には、小出ナオキの2007年のFRP立体作品「new home」を展示していたのですが、予想していたとおり、絶好の記念撮影スポットになっていました。。。 ![]() 会期中にはトークイベントや、よしもと芸人でアート愛好家のおかけんたさんによる会場内ツアーも行なわれました。さらに京都市内各地で映像芸術祭やアーティストによるオープンスタジオなども開催され、まさに街ぐるみのアートイベントになりました。 こちらは現代アートコレクターの 宮津大輔氏さんのトークイベント『サラリーマンコレクターの極意を伝授。誰でも気軽にコレクション』の様子です。みなさんメモをとったりしながら真剣に耳を傾けられています。 ![]() GW前半ということもあり、また天気にも恵まれ、たくさんのお客様にお越しいただきました。足をお運びいただいたお客様、どうもありがとうございました。お楽しみいただけましたでしょうか? 来年の4回目にも、是非ご期待いただければと思います! 小山登美夫ギャラリー 石川絵理 2012年 05月 01日
東京、清澄の小山登美夫ギャラリーでは、風能奈々個展「水の漏れないうつわ」が4/21よりはじまりました。
風能奈々は1983年、静岡県生まれ。小山登美夫ギャラリーでは2008年の個展とグループ展、2009年の個展に続き、今回が3度目の個展となります。 ![]() Installation view at Tomio Koyama Gallery, 2012 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi 天井高のある広い空間ですが、その空間に負けることなく、作品が展示空間をおおらかに包んでいます。 来廊されたお客様からも「いつまでもいられそうですね」という声が聞かれました。 ![]() 「まっくら森のうた 」2012年 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi 今回の展示が決まって「大きな作品に挑んでみたかった」と制作された、3枚のパネルからなる幅約5.5mの作品。 動物、人物、風景、文字、装飾的なパターンなどが緻密に描かれ反復される画面には目眩すら覚え、作品の縁を超えてどこまでも続いていく万華鏡のようです。 彼女のペインティングは、そのマチエールに特徴があります。 様々な技法を使いながら、一枚の画面に幾重にもレイヤーを重ねることでできる筆触は、類まれなるものです。 ![]() 左:「扉を探す」2011年 右:同作品部分 ©Nana Funo 技法は大きく分けて3種類あり、1つは地塗りの上に油絵の具で細密に描くもの。 ![]() 「すずらんの根・忘れられた友達・地図の鍵(部分)」2011年 ©Nana Funo 2つめはアクリル絵具の地塗りに、染色系のペンによるドローイングを重ね、その上からジェッソをかけて、更にアクリル絵具を絵筆から垂らすようにして描くもの。ジェッソを変えたことで、以前より表現の幅がぐっと広がったと風能さんは言います。 ![]() 「かごめかごめ(部分)」2011年 ©Nana Funo マスキングインクを使って、インクをのせなかった部分が絵柄として残り、図と地の関係が逆転するのが、3つめの技法です。 ![]() 「春を待つ冬の部屋のための壁紙(部分)」2012年 ©Nana Funo このようにして緻密に構築された個々の作品の圧倒的な厚みや量感が、充実した展示空間を作り上げています。 そして今回はじめて展覧会の中で発表したのが、ドローイングノートです。 ![]() Installation view at Tomio Koyama Gallery, 2012 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi ![]() 「水の漏れないうつわ」より、2012年 ©Nana Funo 風能さんは今回の展覧会タイトル「水の漏れないうつわ」に関連して、次のように話しています。 「ぶかぶか浮かぶものをすぐに描きうつさないと消えてしまって、なにも残らない。砂漠で手をうつわの形にしてその中に水をすくっている感じというか。ポタポ タ垂れてしまったものは、すぐにからからの砂に吸い込まれて乾いてしまう。・・・急いで描きうつす、もしくは水の垂れないような、指の隙間のないような、 しっかりしたうつわをずっと探しているような気がします。」 風能さんはほぼ毎日欠かさず、5時間のドローイングと、5時間のペインティング制作を行います。 ドローイングは彼女にとって、その即興性から、思い浮かんだものをつなぎとめられる、まさに「水の漏れないうつわ」のようなものだといいます。 本展ではそのノートの実物を展示するとともに、100ページを超えるノートの全ページを映像でご覧いただけます。 展覧会初日にはアーティストトークも開催され、たくさんのお客様にお集まりいただきました。 ![]() アーティストトークの中で感じられたのは、風能さんが内に秘めるエネルギーでした。 「ほうっておいてはダメな人間になってしまうから、そうならないために描かなくてはならない。それはすこし恐怖心にも近い気がします。」と話す彼女は、日々制作に向かいながら、自分に向かってくるなにか得体の知れない大きなものと対峙して、懸命に克服しようとしているかのようでした。 ![]() 「小山登美夫ギャラリーではじめて展示をした4年前には、こんな大きなスペースで展示ができるようになるとは思わなかったし、絵を描くことを仕事にするという意識もきちんとなかった。少し休んでから、また自分にプレッシャーを課して取り組んでいきたい。」とトークの最後に語った風能さん。 小柄な彼女から、今後どんな豊かな作品世界が生み出されるのか、ますます期待が高まったトークでした。 展覧会はゴールデンウィーク中は暦通りのお休みをいただき、6月2日まで開催いたします。 皆様この機会に是非ご高覧ください。 風能奈々 「水の漏れないうつわ」 2012年4月21日(土)- 2012年6月2日(土) 休廊日:日、月、祝日 小山登美夫ギャラリー 7F 2012年 04月 21日
TKGセラミックス(京都)では4月13日(金)より芦田尚美展「double」を開催しています。
芦田尚美さんは1975年、京都府生まれ。98年に京都市立芸術大学 美術学部工芸科陶磁器専攻を卒業、2000年に同大学大学院 美術研究科工芸専攻陶磁器を修了しました。現在は京都市の松ヶ崎を拠点に制作しています。小山登美夫ギャラリーでは3回目の個展になります。 ![]() ![]() ![]() 今回のテーマは「double」。新作の彫刻作品を展示しています。好きなものが2つあると嬉しさが倍増するという素直な動機で思いついたそうです。同じにみえたり違ってみえたり、時間の流れやストーリが生まれ、空間を変える。そういう面白さが同じものが二つある、というところにはあります。 ![]() ![]() ![]() ![]() こちらはキャンディやミントの箱。お花をいれることもできます。すべてセラミックの作品です。 ![]() ![]() こちらも新作です。普段とは顔料や焼き方を変えた、カラフルな双耳壷のシリーズ。 ![]() 芦田さんは展示スペースやタイミングによって、展覧会にはテーマをもうけた作品を制作されます。一方定番の普段使いのシリーズは、自分が使いたいものや飽きのこないもの、ということを考えて制作されているそう。 ![]() その定番のAMETSUCHIシリーズは山並みを描いたもの。根強い人気です。 ![]() ![]() こちらも定番のシロクマのシリーズ。 ![]() 新しい彫刻作品から、春にぴったりの作品や毎日使いたくなる作品まで。バラエティ豊富な個展を是非ご高覧下さい。会期は4月29日(日)までです(この日はアートフェアART KYOTO開催のため、臨時オープンいたします)。 小山登美夫ギャラリー京都
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