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小山登美夫ギャラリー[東京] 〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2-7F 電話:03-3642-4090 Fax :03-3642-4091 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- 小山登美夫ギャラリー[京都] 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町 483番地 (西洞院通六条下ル)2F 電話:075-353-9992 Fax :075-353-9993 開廊時間:火-土曜日 11:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- TKG Editions[銀座] 〒104-0061 東京都中央区銀座1-22-13 銀座カーサ1F Tel / Fax : 03-5250-1561 営業日:火-土曜日 11:30-19:00 定休日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- TKG Editions[京都] 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町 483番地 (西洞院通六条下ル) 電話:075-353-9994 Fax :075-353-9995 営業日:火-土曜日 11:00-19:00 定休日:日.月曜日 及び 祝日 ----------------------------- [Link] TOMIO KOYAMA GALLERY TKG Daikanyama blog (09年6月以前) TKG Editions blog (09年9月以前) カテゴリ
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2012年 05月 01日
東京、清澄の小山登美夫ギャラリーでは、風能奈々個展「水の漏れないうつわ」が4/21よりはじまりました。
風能奈々は1983年、静岡県生まれ。小山登美夫ギャラリーでは2008年の個展とグループ展、2009年の個展に続き、今回が3度目の個展となります。 ![]() Installation view at Tomio Koyama Gallery, 2012 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi 天井高のある広い空間ですが、その空間に負けることなく、作品が展示空間をおおらかに包んでいます。 来廊されたお客様からも「いつまでもいられそうですね」という声が聞かれました。 ![]() 「まっくら森のうた 」2012年 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi 今回の展示が決まって「大きな作品に挑んでみたかった」と制作された、3枚のパネルからなる幅約5.5mの作品。 動物、人物、風景、文字、装飾的なパターンなどが緻密に描かれ反復される画面には目眩すら覚え、作品の縁を超えてどこまでも続いていく万華鏡のようです。 彼女のペインティングは、そのマチエールに特徴があります。 様々な技法を使いながら、一枚の画面に幾重にもレイヤーを重ねることでできる筆触は、類まれなるものです。 ![]() 左:「扉を探す」2011年 右:同作品部分 ©Nana Funo 技法は大きく分けて3種類あり、1つは地塗りの上に油絵の具で細密に描くもの。 ![]() 「すずらんの根・忘れられた友達・地図の鍵(部分)」2011年 ©Nana Funo 2つめはアクリル絵具の地塗りに、染色系のペンによるドローイングを重ね、その上からジェッソをかけて、更にアクリル絵具を絵筆から垂らすようにして描くもの。ジェッソを変えたことで、以前より表現の幅がぐっと広がったと風能さんは言います。 ![]() 「かごめかごめ(部分)」2011年 ©Nana Funo マスキングインクを使って、インクをのせなかった部分が絵柄として残り、図と地の関係が逆転するのが、3つめの技法です。 ![]() 「春を待つ冬の部屋のための壁紙(部分)」2012年 ©Nana Funo このようにして緻密に構築された個々の作品の圧倒的な厚みや量感が、充実した展示空間を作り上げています。 そして今回はじめて展覧会の中で発表したのが、ドローイングノートです。 ![]() Installation view at Tomio Koyama Gallery, 2012 ©Nana Funo photo:Kenji Takahashi ![]() 「水の漏れないうつわ」より、2012年 ©Nana Funo 風能さんは今回の展覧会タイトル「水の漏れないうつわ」に関連して、次のように話しています。 「ぶかぶか浮かぶものをすぐに描きうつさないと消えてしまって、なにも残らない。砂漠で手をうつわの形にしてその中に水をすくっている感じというか。ポタポ タ垂れてしまったものは、すぐにからからの砂に吸い込まれて乾いてしまう。・・・急いで描きうつす、もしくは水の垂れないような、指の隙間のないような、 しっかりしたうつわをずっと探しているような気がします。」 風能さんはほぼ毎日欠かさず、5時間のドローイングと、5時間のペインティング制作を行います。 ドローイングは彼女にとって、その即興性から、思い浮かんだものをつなぎとめられる、まさに「水の漏れないうつわ」のようなものだといいます。 本展ではそのノートの実物を展示するとともに、100ページを超えるノートの全ページを映像でご覧いただけます。 展覧会初日にはアーティストトークも開催され、たくさんのお客様にお集まりいただきました。 ![]() アーティストトークの中で感じられたのは、風能さんが内に秘めるエネルギーでした。 「ほうっておいてはダメな人間になってしまうから、そうならないために描かなくてはならない。それはすこし恐怖心にも近い気がします。」と話す彼女は、日々制作に向かいながら、自分に向かってくるなにか得体の知れない大きなものと対峙して、懸命に克服しようとしているかのようでした。 ![]() 「小山登美夫ギャラリーではじめて展示をした4年前には、こんな大きなスペースで展示ができるようになるとは思わなかったし、絵を描くことを仕事にするという意識もきちんとなかった。少し休んでから、また自分にプレッシャーを課して取り組んでいきたい。」とトークの最後に語った風能さん。 小柄な彼女から、今後どんな豊かな作品世界が生み出されるのか、ますます期待が高まったトークでした。 展覧会はゴールデンウィーク中は暦通りのお休みをいただき、6月2日まで開催いたします。 皆様この機会に是非ご高覧ください。 風能奈々 「水の漏れないうつわ」 2012年4月21日(土)- 2012年6月2日(土) 休廊日:日、月、祝日 小山登美夫ギャラリー 7F 2012年 03月 19日
3/10より、東京・清澄の小山登美夫ギャラリーでは、菅木志雄 個展「潜態の場化」がはじまりました。
菅木志雄は1944年、岩手県盛岡市生まれ。68年多摩美術大学絵画科を卒業。60年代終わりから70年代にかけて日本で活動した「もの派」と呼ばれる潮流の代表的作家のひとりです。 本展覧会は、1970年代に菅木志雄が野外で制作してきた作品の写真と、レリーフ状の大作《景合周束》(1998年)、最新作で構成されます。 菅は、野外の至る所で作品を作ってきました。鑑賞者があるなしに関わらず、自然に最小限の手を加えることによって、その場で作品を出現させていったのです。今回展示する写真は、野外作品を菅本人が記録したものです。 ![]() 菅木志雄、枝況、1973年 ©Kishio Suga ![]() installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 《景合周束》は、山口県立美術館で1998年に開催された「対話篇─菅木志雄展」に出展されました。 美術館でも壁面全体を覆った全長約40メートルにおよぶこの作品は、菅自身も、展示した形で見るのは2回目とのことです。 ![]() installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 まるで作品のために展示空間があつらえられたかのように、作品は広いホワイトキューブのスペースをダイナミックに支配しています。 2011~2012年制作の最新作として展示中の作品の、一部をご紹介します。 ![]() 菅木志雄、intrusion、2012年 ©Kishio Suga ![]() 菅木志雄、空態化-7、2011年 ©Kishio Suga 菅は、「もの」は個としてではなく、集としてある、ということを最近よく考えている、と言います。 また、「人間に内面の意識があるのと同様に、ものにも内心、内面の力、内面の構図があります。つまり潜在性ですね。潜在性を見れるか。あるいはどのように顕在化できるか。そこに意識がいかないと、ものはなかなか見えてこない。」(2008年)という、前回の弊廊での個展開催時の菅の言葉は、 すでに今回の展覧会タイトル「潜態の場化」の意図するところや、最新作への意識を説明するかのようです。 ![]() installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 展覧会初日に開催されたアーティストトークには、美術評論家や美術館関係者、菅作品の熱心なコレクターなど、たくさんの方がいらっしゃいました。 今回の展覧会と、2月25日よりロサンゼルスのギャラリー、Blum & Poeで開催中の展覧会「もの派:太陽へのレクイエム」について、話を聞きました。 「もの派:太陽へのレクイエム」展では、菅は1970年前後の作品の再制作作品などを展示し、日本のもの派の作品を本格的に紹介したこのグループ展は、高い注目を集めています。 出展されている写真作品の制作理由について、「あの時は、多摩美術大学を卒業して間もない頃でアトリエはないし、やることもなかったから」と冗談めかして、ほがらかな雰囲気で始まったトークでしたが、 「こちら(アーティスト側)の意志と、「もの」が要求するあり方との均衡がとれた時、作品が成立する」といった菅独特の造形論理は興味深く、 参加者の方もじっくりと聞き入っておられました。 ![]() ![]() トークの最後には、会場の方からの質問を受け付けました。 美術評論家の千葉成夫さんからの「制作中に、“決まった”と思うことはありますか?」という質問に対しては、「決まったと思うことはあるが、成功したと思うことはない、制作には成功も失敗もない」と菅は回答しました。 アーティスト菅木志雄の姿勢をよくあらわすようで、印象に残る言葉でした。 ![]() ![]() 写真を表現技法とする、小山登美夫ギャラリーのアーティスト、福居伸宏氏も来廊し、菅の写真を興味深く鑑賞していました。 本展覧会は4/14まで、東京・清澄の小山登美夫ギャラリーで開催しております。 皆様この機会にぜひ御高覧ください。 菅木志雄 展 「潜態の場化」 2012年3月10日(土) - 4月14日(土) 小山登美夫ギャラリー東京 7F 小山登美夫ギャラリー 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 Tel: 03-3642-4090 2011年 11月 21日
東京・清澄白河の小山登美夫ギャラリー7階では、11月2日(水)より、ディ
エゴ・シン個展『Table for One』を開催しています! ![]() ディエゴ・シンはアルゼンチン生まれ。ケネディー大学で社会コミュニケーション学を学んだ後、同大学院美術科を修了。2003年から04年に かけて、マイ アミのMiami Light Projectにてキュレーターとして活動し、Visual ArtsProgramをディレクションしました。主な展覧会に、Fredric Snitzer Gallery(2005, 2008, 2010年、マイアミ)やMendes Wood(2010年、サンパウロ)での個展、「I Feel Mysterious Today」(パームビーチICA、2004年、フロリダ)、「Pinata Party」(Gavin Brown's Enterprise、2004年、ニューヨーク)、「For all and no one」(ノースマイアミ現代美術館、2005年、マイアミ)、「Hanging by a Thread」(ムーア・スペース、2005年、マイアミ)、「Think Warm」(小山登美夫ギャラリー、2006、東京)などのグループ展があります。作品はノースマイアミ現代美術館、Rosa and Carlos de LaCruz Collectionなどにパブリックコレクションとして収蔵されています。 現在もマイアミを拠点に活動していて、小山登美夫ギャラリーでの個展は、 2007年の個展「The Indirect Man」に続き2回目となります。 ![]() 11月2日(水)に行われました本展覧会のオープニングとアーティストトーク では、平日にもかかわらず、沢山の方にお越し頂き、ディエゴも感激してお りました!本当にありがとうございました!! ![]() アーティストトークでは、本展覧会のTable for Oneというタイトルの意味 や、作品に現れるモチーフとタイトルの関係性などについて話していただきま した。 ![]() 青のデニムを画面に持ってきた意味合いと、「デニム」という存在を説明する ディエゴ。 ![]() アーティストトークが終わったあとも、ディエゴは沢山の質問を受けていまし た。 ![]() ![]() こちらのトークの内容は近日、テキストにしてまたウェブサイトにてご紹介い たします! 会期は11月30日(水)まで。 是非、この機会にご高覧下さい! ディエゴ・シン展 「Table for One」 2011年11月2日(水)〜11月30日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 7F 2011年 06月 21日
6月11日(土)より、小山登美夫ギャラリー7Fでは工藤麻紀子 展が開催中です。 工藤麻紀子は1978年青森県生まれ。2002年、女子美術大学油画科卒業。近年では、グループ展『ウィンター・ガーデン:日本現代美術におけるマイクロポップ的想像力の展開』(キュレーション:松井みどり 09年、原美術館、東京ほか海外巡回)へ出展、また海外での、『Pretty Baby』(07年、フォートワース近代美術館、テキサス)、『MATRIX 213: Some Forgotten Place』(04年、カリフォルニア大学 パークレー美術館)などへ出展しコレクションされたほか、ロサンゼルス現代美術館、オルブリヒト・コレクション、国際交流基金、高橋コレクションなど、国内外で作品が収蔵されています。 展示の様子をご紹介します。 こちらは今回の展示の中で一番大きな作品になります。桃色の光とともにとても存在感のある作品です。 ![]() ![]() 6月11日(土)のオープニングには、じめじめとしたお暑い天候のなか、立ち寄って下さった方々、本当にありがとうございました!! オープニングレセプションの様子になります。 皆様、じっくりとご覧になっておられました。 ![]() ![]() 会場では、このように展示されています。 ![]() 工藤麻紀子の絵画に描かれるのは、「毎日通っているのに急に光って見える」風景だと作家は言います。彼女の作品の中のあらゆる光は、見る私たちの目に鮮明にいつまでも残っていく様に思います。 本展では、2007年以来4回目となる個展になります。 この機会に是非一度ご高覧ください。会期は7月16日(土)までです。 2011年6月11日(土)〜 2011年7月16日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 7F 2011年 06月 20日
東京・清澄白河の小山登美夫ギャラリー6階では、伊藤彩の個展「穏やかに臭う」を、6月11日(土)より開催しております。
伊藤彩は1987年和歌山県有田市生まれ。2009年、京都市立芸術大学美術学部油画専攻卒業。同大学大学院美術研究科絵画専攻を今年3月に修了。「Art Camp in Kunst-Bau 2007」(サントリーミュージアム[天保山]、大阪)でサントリー賞、「アートアワードトーキョー丸の内 2009」(行幸地下ギャラリー、東京)で準グランプリを受賞、2010年度京都市立芸術大学作品展で大学院市長賞を受賞。また、サントリーミュージアム[天保山]のグループ展「レゾナンス」にも出品しました。 小山登美夫ギャラリーでは、2010年6月のTKGエディションズ京都での個展に続き、二度目の個展となります。 ![]() 本展は、上述の「フォトドローイング」のプロセスを用いて制作した、人がモチーフの油彩の新作ペインティング4、5点と、ドローイングを展示しています。 ![]() 6月11日(土)に行われました伊藤彩展のオープニングとアーティストトークの様子をご紹介いたします。 午後5時半からのアーティストトークには、本当に多くのお客様にお越しいただきました。 本当にありがとうございました!! ![]() 作品制作の仕方を自身でお持ち下さった資料をもとに丁寧にわかりやすく説明して下さいました。 ![]() お客様も、その独特な制作方法にとても魅了させていたように思います。 ![]() ![]() 作品について説明をさせている赤い服の女性が伊藤彩さんです。 ![]() ![]() 足下にも伊藤彩ワールドが満載です!! ![]() こちらのトークの内容は近日、テキストにしてまたウェブサイトにてご紹介いたします! 「イメージよりも写実、そして単なる写実よりもコラージュに惹かれた」と伊藤彩さんは言います。 ペインティングだけでなく、立体、インスタレーション、写真といった様々な要素を縦横に使うことで、独自のリアリティにアプローチします。 是非、この機会にご高覧ください。会期は7月16日(土)までになります。 伊藤彩展 「穏やかに臭う」 2011年6月11日(土)〜7月16日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 6F 2011年 04月 27日
東京・清澄白河の小山登美夫ギャラリー6階では、4月23日(土)よりStephan Balkenhol、Dennis Hollingsworth、桑田卓郎、大竹利絵子、William Pope.Lによるグループ展を開催しております。
色合い豊かなそれぞれの作品に、とても楽しみのある展示になっております。 ![]() シュテファン・バルケンホールは、一本の木から台座ごと彫り出す立像、その背景としての役割を担うようなリリーフ、また絵画のように顔のポートレートだけが彫り込まれたレリーフなどを制作しています。 ![]() こちらはWilliam Pope.Lの作品。旅先で手元にある素材を使って制作したドローイングのシリーズ”Failure Drawing” William Pope.Lは、パフォーマンス、立体、平面、インスタレーションなど、様々な種類の作品を制作しています。 ![]() 中央手前には、陶芸家、桑田卓郎さんの作品が展示されています。石を陶土で包んで、焼いた新作を展示。 ![]() 奥の壁にはドローイング、彫刻が飾られています。 ![]() こちらはDennis Hollingsworthのドローイング。 みずみずしい色合いの中に、コントラスト豊かに描かれています。 ![]() 大竹利絵子は樟を素材とする無彩色の木彫作品を制作しています。とても繊細で、そして強くも感じさせる作品です。 ![]() 4月23日(土)のオープニングでは、御足下の悪い中にも関わらずお越し下さいました方々、誠にありがとうございました! 彫刻、ドローイング、写真など、とても、見応えのある展示になっております。 皆様も是非この機会に、隅々までご高覧ください! 会期は5月28日までとなります。 Stephan Balkenhol、Dennis Hollingsworth、桑田卓郎、大竹利絵子、William Pope.L 2011年4月23日(土)〜 2011年5月28日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 6F 小山登美夫ギャラリー 2011年 04月 27日
4月23日(土)より、小山登美夫ギャラリーではHans Josephsohn 展が開催中です。
本展は1956-58年の作品から2006年のものまで、ヨゼフソンの長年の制作の全体像を紹介する内容となります。 ![]() ハンス・ヨゼフソンは1920年、当時の東プロイセン、ケーニヒスベルグ(現在のカリーニングラード)に生まれました。1937年に彫刻を学ぶためフィレンツェへ移りますが、ファシズムのなか1938年、スイスへ亡命。チューリッヒにてOtto Mullerのもとで彫刻を学びます。以降、現在までチューリッヒを拠点に活動。 アーティストは現在91歳になります。 ![]() ![]() 80年代から制作し始めた"semi-figure"と呼ばれる女性の胸像は、柔らかな印象をもち、人間存在のはかなさへの洞察を表現したものです。 横になった女性の像は、長い間制作され続けたモチーフになります。 ![]() 360度、どの方向から見ていても、なぜだか沢山の違った表情を見せてくれる。何度見ても、新しく見えてくるのはまた別の表情の様な気がします。 ![]() 4月23日(土)のオープニングには、悪天候のなかにも関わらず、立ち寄って下さった方々、本当にありがとうございました。 ![]() またドキュメンタリー映画"Josephson Bildhauer"(Matthias Kalin and Laurin Merz監督、英語字幕有)もギャラリー内にて放映いたしております。 アトリエでの作業の様子など、とても見応えのある映画になっております。 お時間が許す限り、ゆっくりとご覧頂けたらと思います。 ![]() 本展では、ハンス・ヨゼフソン国内初となる個展になります。 この機会に是非一度ご高覧ください。 *作家バイオグラフィ / 展覧会歴 参照サイト Hauser&Wirth(http://www.hauserwirth.com/artists/41/josephsohn/biography/) ハンス・ヨゼフソン展 2011年4月23日(土)〜 2011年5月28日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 7F また、清澄白河の小山登美夫ギャラリー6階では、 参加アーティスト:Dennis Hollingsworth、Stephan Balkenhol、William Pope.L、大竹利絵子、桑田卓郎によるグループ展 も同時開催しております。 会期はこちらも5月28日(土)までとなります。 ご高覧いただければ幸いです。 小山登美夫ギャラリー 2011年 03月 05日
東京・清澄白河の小山登美夫ギャラリー6階では、本日より柏原由佳の個展「ー真ん中へ」を本日、3月5日より開催しております。
![]() 柏原由佳は1980年、広島県に生まれ。2006年、武蔵野美術大学造形学部日本画学科を卒業されました。同年、渡独し、2007年にライプツィヒ視覚芸術アカデミー(ドイツ)に入学。現在も同大学専門課程に在籍をしながら、制作に取り組んでいます。 柏原さんの作品は、実在する景色と内的な想像の空間とが混ざりあう風景画を制作しています。 これまで、2008年バウハウス・デッサウにて、同財団研究員Torsten Blumeによるキュレーションの個展「借景」展を開催。 また2007年と2008年、Galerie Burgstrasse(ドイツ)にてアーティストMoritz Goetzeが企画するグループ展に参加しました。 国内外で注目される若手作家の一人だと言えましょう。 小山登美夫ギャラリーでは初の個展となります。 柏原由佳展のオープニングとアーティストトークの様子をご紹介いたします。 午後5時の開始を前に、本当に多くのお客様にお越しいただきました。 本当にありがとうございました!! ![]() ![]() ![]() 友人と作品の前でお話しする柏原さん。(左側) ![]() 新作ペインティングが展示される本展では、キーワードを「山」「穴」「湖」とする、7点がそろいました。 ![]() ーー自分自身を知るために、「穴を掘る」というような作業が続いてきました。外にあるものと中にあるもの。その境界線はどこにあるのかーまたそこはこれから入っていく入り口なのか、それとも自分が出てきた出口なのか。ーー ![]() このような作家本人の問いと共に、展示される絵の中の「山」「穴」「湖」に、どこかへ吸い込まれて行く入り口、または入り込んだ先の出口なのか、、という様な感情を抱きます。 こちらは、今回の最初の制作となった作品になります。 長い間、太陽をみない洞窟に居るような生活をされていたと話す柏原さん。 そのような環境で生まれた作品です。 ![]() 柏原由佳、『外』、100 x 130 cm、oil on canvas、2010 ![]() 作品や制作について1点1点詳しく説明してくださいました。 (トークの内容はテキストにしてまたウェブサイトにてご紹介いたします!) 本展では、これらのペインティングが日本で初めて展示される個展となります。 是非、ご高覧ください。 また、清澄白河の小山登美夫ギャラリー7階では、 杉戸 洋 - 青木 淳 展 needle and thread も同時開催しております。 会期は4月9日までとなります。ご高覧いただければ幸いです。 ![]() こちらの詳細については近日中にプログにてUP致しますので、ご期待下さい。 小山登美夫ギャラリー 2011年 03月 05日
3月5日(土)より、小山登美夫ギャラリーでは杉戸洋 ー 青木淳 展「needle and thread」が開催中です。
本展は、4月23日から青森県立美術館で開催される開館5周年記念展「はっぱとはらっぱ 青木淳×杉戸洋」の、さきがけとして行われます。 ![]() 杉戸洋は1970年、愛知県生まれ。4歳から14歳までニューヨークで過ごし、1992年、愛知県立芸術大学日本画科を卒業。現在も愛知県を拠点に制作活動を行い、小山登美夫ギャラリーでは4年ぶり6度目の個展となります。活躍の場は国内外を問わず、東京都現代美術館、サンフランシスコ近代美術館など、多くの美術館に作品が所蔵されています。 ![]() 杉戸洋、でんちゅう、2011、acrylic on canvas、130.0 x 203.5 cm 青木淳は1956年横浜市生まれ。82年東京大学大学院修士課程修了。83〜90年磯崎新アトリエに勤務後、91年に青木淳建築設計事務所を設立。個人住宅をはじめ、公共建築から商業建築まで、多岐にわたる独創的な設計が高い評価を得ています。近年の代表作である青森県立美術館は、00年の設計競技で最優秀賞に輝き、05年竣工、翌年7月に開館しました。 ![]() 美術も建築も、完結することのない「テストピース」であると杉戸、青木の両氏は話します。今回の展示では、ギャラリーが「スタディー空間」に変身します。日常で誰もが目にするものを使い、コラボレーションという手法を用いて「フレームの中に、風景の中に、どこにどういう蜘蛛の巣を張るのか」というアクチュアルな試みを目にすることができます。 オープニングにはたくさんの方にご来場いただきました。ありがとうございました。 ![]() またオープニング中には杉戸、青木両氏による即興的なドローイングも始まりました。 お二人ともとても楽しそうに描いています。 ![]() そして大きなスペースにはレモンのような大きな黄色いバルーンが!大小様々な作品がまるでパズルのピースのように空間を接続していきます。 ![]() バルーンの前で作品について語る杉戸さん ![]() 作品を前にお客様とご歓談される青木さん また、オープニング前日の3月4日には、メディア関係者向けのプレスカンファレンスと、杉戸、青木両氏によるギャラリートークが行われました。 ![]() お二人の対話からは、展示作業が、お互いにインスピレーションを与え合う、とても刺激的な体験であったことがうかがわれ、4月に青森県立美術館で開催される「はっぱとはらっぱ 青木淳×杉戸洋展」への期待がいっそう高まったように思います。 杉戸はそのペインティングによって「いかにして平面を成立させるのか」という西洋近代絵画以来のテーマに挑んできました。 しかし、今回の青木氏とのコラボレーションによって生まれた作品は、ギャラリーの空間そのものをインスタレーションとして感じさせてくれます。「一人でやるなら絵を描く方が好きだけれど、青木さんとできるインスタレーションは楽しい」と、展示作業を終えた杉戸は語ってくれました。 とはいえ杉戸がペインティングで見せる独特の色遣いは、やはりこんなところにも! ![]() 見る者は、杉戸のペインティングの世界の中に入り込んだような感覚を覚えます。 本展覧会では会場の様々なところに作品が展示されています。隅々までご高覧ください! 会期は4月9日までとなります。 杉戸洋 ー 青木淳 展 「needle and thread」 2011年3月5日(土)〜4月9日(土) 12:00〜19:00 閉廊日:日・月・祝日 小山登美夫ギャラリー 7F あわせまして、4月より開催されます「はっぱとはらっぱ」展にもぜひ足をお運びください。 【青森県立美術館開館5周年記念展:はっぱとはらっぱ 青木淳×杉戸洋展】 2011年4月23日(土)−6月12日(日) 会期中のトークイベントなど、詳しくはこちらをご覧下さい。 2011年 01月 22日
小山登美夫ギャラリー(東京)の2011年のオープニングを飾るのは、福永大介の個展「何かを味方にすること」です。福永としては、小山登美夫ギャラリーでの3度目の個展となります。
![]() 福永大介は、1981年生まれ。現在は神奈川を拠点として活動する若手アーティストです。福永は、身近にありふれた使い古したモップやタイヤ、廃棄物などを主にモチーフとして油彩画を描いてきました。2009年には、毎日新聞社が主催する第1回絹谷幸二賞を受賞。また、同年のVOCA展に選出されました。 自身が参加するアートユニット・MIHOKANNO(ミホカンノ)もトーキョーワンダーサイト渋谷にて2009年に展覧会を行いました。近年、最も注目されているアーティストの一人であるといえましょう。 オープニングに合わせて開催されたアーティストトークには、たくさんのお客様にお越しいただきました。ありがとうございます。 ![]() 今回の個展では、これまでの福永作品に登場したことのなかった人物たちが描かれています。ポートレートについてお話をしていただきました。 「人物を描くということは、その人らしさを描くということ。それを目指して描きました。」 「働いている人々が、休憩している時に見せるような、ふとした仕草に『その人』らしい魅力を感じます。」 ![]() 福永さんが日常の中で実際に体験したことと、心象風景が融和したようなペインティングは、どれも2m近くのサイズがあり、鑑賞者を圧倒します。繊細なタッチの積み重ねがすばらしいです。直に作品をご覧いただければと思います。 ![]() 今回の個展では、ドローイングも展示されています。ペインティングともまた違った、穏やかなタッチが印象的です。 ![]() ![]() HOTEL WOMAN、2009、color pencil on paper、30 x 21.3 cm(左) untitled、2009、water color on paper、33.1 x 24 cm(右) 展覧会は2月26日までとなります。 福永大介の新たな挑戦を、ご高覧いただければ幸いです。 小山登美夫ギャラリー < 前のページ次のページ >
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