画廊、店舗案内
小山登美夫ギャラリー[東京]
〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2-7F 電話:03-3642-4090 Fax :03-3642-4091 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ------------------------- 8/ ART GALLERY [渋谷ヒカリエ] 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1-8F 電話:03-6434-1493 Fax :03-6434-1494 開廊時間:11:00-20:00 休廊日:年末年始 及び 展示替え日 ------------------------- Tomio Koyama Gallery Singapore 47 Malan Road #01-26 Gillman Barracks Singapore 109444 開廊時間: 火-土曜日 12:00-19:00 日曜日 12:00-18:00 休廊日:月曜日 及び 祝日 Tel. +65 6659 7068 ------------------------- [Link] TOMIO KOYAMA GALLERY TKG Daikanyama blog (09年6月以前) TKG Editions blog (09年9月以前) カテゴリ
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2009年 08月 26日
小山登美夫ギャラリー京都では、9月11日(金)〜10月17日(土)の日程でヴァルダ・カイヴァーノ展を開催いたします。日本では初の展示となりますので、作品画像と過去のインタビューを抜粋してご紹介いたします(出典:"Art World", Issue 7 October/ November 2008, pp. 84-87)。
Untitled, 2008 60 x 90 cm Q. あなたのペインティングはサイズが小さいですね。でもたくさんのスペースで展示するのを好むのですか? A. ペインティングの選別と展示作業は、私の制作過程のうちでもとても興味深い瞬間です。アトリエでの制作の続きと言えるでしょう。だいたいはアトリエの中でペインティング同士がどう関係しあっているのか(対話や議論をしあっているのか)をみて、それから今度は展示スペースの中でそれらがどう関係しあうのかを考慮します。 Q. 場所が違えばペインティングの解釈も変わるのですか? A. ペインティングというのは開かれた状態と完結した状態の中間にあります。つまり、それらは鑑賞者によって鑑賞されることで完結します。ですので展示スペースというのはペインティングのフレームのようなものであり、ペインティングがどうとらえられるかを左右します。私にとってペインティングを見せる環境というのは、演劇におけるステージのようなものです。ペインティングがグループで展示される時には、必ず特有の雰囲気が生まれます。 Untitled, 2007 100 x 60 cm Q. あなたにとってペインティングのプロセスというのは、どの程度においてアイディアの探求なのですか? A. 私にとってペインティングを描くということは、探求あるいはリサーチのようなものです。いかに描くか、何を描くかというのが私の作品そのものだといえます。あなたがみているのは、その作品の発展におけるひとつの段階、あるいは瞬間です。なぜなら私は同じ作品にまた手を加えることができるからです。時には長い時間をかけて制作した作品に、それでもまた戻って作業を続けることもあります。私が制作をストップするのは、ドラマの瞬間においてです。それは何かがあらわになっているが、また確定していない。そんなモーメントです。 Q. それではどうやって正しい瞬間に達したと分かるのですか? A. ある時ははっきりと分かります。またある時は分からなくて、自分をペインティングから引き離し、まるで初めてみるように感じるまで待ちます。また、取り扱うべきではないことをペインティングに見つけることもあります。そういう時はこう思います。「これはうまくいっていない。これは面白くない」。時には制作中のペインティングをとても気に入って、それと一緒に旅に出ているように感じていたとしても、何かがフィットしていないと気付けばまた戻らなければならなくなります。 Untitled, 2008 65 x 110 cm Q. あなたの制作の、絵具を置き、擦り取り、また塗る、というプロセスについて聞かせて下さい。 A. チューブから出したばかりの絵具というのはさえないもので、筆でそれを動かしたところでたいして何も起こりません。私はペインティングを制作する過程に希望をもち、信じるようにしています。ペインティングというのは難しいものです。私は子供のように、まるでその都度新しいゲームををするように制作します。あるいはキッチンに入って料理をつくりだすように。ある時は昨日の残りものを使って、またある時は新しい材料を使って。私はいつも何かを探し求めるという気持ちをもって制作します。それはとてもダイナミックなプロセスです。常に好奇心をもって、制作中に何が起こっているかに興味をもちながらやっています。 Q. あなたの「視覚的言語」はどう言い表せますか? A. ペインターとして、筆をとるということはとても古く素晴らしい、アートそしてペインティングの歴史を呼び起こすことです。他のアーティストと対話をするということです。私にとって重要なのは「言語」ではなく「声」です。声とはその人自身であり、その人のエネルギー、本質なのです。またこれらは変化しつづけるものです。 Untitled, 2008 61 x 76.5 cm Q. あなたのペインティングはコラージュのようですね。全て絵の具ですが。 A. それは層があるからでしょう。ひとつには、物理的な重なり。またその色素やメディウムも違うということ。もうひとつは、ペインティングの様々な要素が視覚的にも感情的にも異なる場所から来ているということがあります。 Q. 色について教えて下さい。 A. 色というのは異なる音をつくりだす楽器みたいなものです。それらはペインティングのプロセスにおいてそれぞれ違った役割を与えられます。 ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ― ー ー ー ヴァルダ・カイヴァーノは1971年アルゼンチン、ブエノス・アイレス生まれ。現在はロンドンを拠点に制作。Victoria Miro Gallery(ロンドン、2005)、Galerie Sies + Höke(デュッセルドルフ、2007)などで個展を開催。プラハ・ビエンナーレ(2005)、釜山ビエンナーレ(2008)にも参加しています。この機会に是非ご高覧ください。 お問い合わせは下記までお気軽にどうぞ。 ◯小山登美夫ギャラリー京都 kyoto@tomiokoyamagallery.com 〒600-8325 京都府京都市下京区西側町483番地 (西洞院通/新花屋町交差点西南角) Tel:075-353-9992 / Fax:075-353-9993
by tkgallery
| 2009-08-26 14:23
| 小山登美夫ギャラリー 京都
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