画廊、店舗案内
小山登美夫ギャラリー[東京]
〒135-0024 東京都江東区清澄1-3-2-7F 電話:03-3642-4090 Fax :03-3642-4091 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 ------------------------- 8/ ART GALLERY [渋谷ヒカリエ] 〒150-8510 東京都渋谷区渋谷2-21-1-8F 電話:03-6434-1493 Fax :03-6434-1494 開廊時間:11:00-20:00 休廊日:年末年始 及び 展示替え日 ------------------------- Tomio Koyama Gallery Singapore 47 Malan Road #01-26 Gillman Barracks Singapore 109444 開廊時間: 火-土曜日 12:00-19:00 日曜日 12:00-18:00 休廊日:月曜日 及び 祝日 Tel. +65 6659 7068 ------------------------- [Link] TOMIO KOYAMA GALLERY TKG Daikanyama blog (09年6月以前) TKG Editions blog (09年9月以前) カテゴリ
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2012年 03月 19日
3/10より、東京・清澄の小山登美夫ギャラリーでは、菅木志雄 個展「潜態の場化」がはじまりました。
菅木志雄は1944年、岩手県盛岡市生まれ。68年多摩美術大学絵画科を卒業。60年代終わりから70年代にかけて日本で活動した「もの派」と呼ばれる潮流の代表的作家のひとりです。 本展覧会は、1970年代に菅木志雄が野外で制作してきた作品の写真と、レリーフ状の大作《景合周束》(1998年)、最新作で構成されます。 菅は、野外の至る所で作品を作ってきました。鑑賞者があるなしに関わらず、自然に最小限の手を加えることによって、その場で作品を出現させていったのです。今回展示する写真は、野外作品を菅本人が記録したものです。 菅木志雄、枝況、1973年 ©Kishio Suga installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 《景合周束》は、山口県立美術館で1998年に開催された「対話篇─菅木志雄展」に出展されました。 美術館でも壁面全体を覆った全長約40メートルにおよぶこの作品は、菅自身も、展示した形で見るのは2回目とのことです。 installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 まるで作品のために展示空間があつらえられたかのように、作品は広いホワイトキューブのスペースをダイナミックに支配しています。 2011~2012年制作の最新作として展示中の作品の、一部をご紹介します。 菅木志雄、intrusion、2012年 ©Kishio Suga 菅木志雄、空態化-7、2011年 ©Kishio Suga 菅は、「もの」は個としてではなく、集としてある、ということを最近よく考えている、と言います。 また、「人間に内面の意識があるのと同様に、ものにも内心、内面の力、内面の構図があります。つまり潜在性ですね。潜在性を見れるか。あるいはどのように顕在化できるか。そこに意識がいかないと、ものはなかなか見えてこない。」(2008年)という、前回の弊廊での個展開催時の菅の言葉は、 すでに今回の展覧会タイトル「潜態の場化」の意図するところや、最新作への意識を説明するかのようです。 installation view at Tomio Koyama Gallery、2012年 展覧会初日に開催されたアーティストトークには、美術評論家や美術館関係者、菅作品の熱心なコレクターなど、たくさんの方がいらっしゃいました。 今回の展覧会と、2月25日よりロサンゼルスのギャラリー、Blum & Poeで開催中の展覧会「もの派:太陽へのレクイエム」について、話を聞きました。 「もの派:太陽へのレクイエム」展では、菅は1970年前後の作品の再制作作品などを展示し、日本のもの派の作品を本格的に紹介したこのグループ展は、高い注目を集めています。 出展されている写真作品の制作理由について、「あの時は、多摩美術大学を卒業して間もない頃でアトリエはないし、やることもなかったから」と冗談めかして、ほがらかな雰囲気で始まったトークでしたが、 「こちら(アーティスト側)の意志と、「もの」が要求するあり方との均衡がとれた時、作品が成立する」といった菅独特の造形論理は興味深く、 参加者の方もじっくりと聞き入っておられました。 トークの最後には、会場の方からの質問を受け付けました。 美術評論家の千葉成夫さんからの「制作中に、“決まった”と思うことはありますか?」という質問に対しては、「決まったと思うことはあるが、成功したと思うことはない、制作には成功も失敗もない」と菅は回答しました。 アーティスト菅木志雄の姿勢をよくあらわすようで、印象に残る言葉でした。 写真を表現技法とする、小山登美夫ギャラリーのアーティスト、福居伸宏氏も来廊し、菅の写真を興味深く鑑賞していました。 本展覧会は4/14まで、東京・清澄の小山登美夫ギャラリーで開催しております。 皆様この機会にぜひ御高覧ください。 菅木志雄 展 「潜態の場化」 2012年3月10日(土) - 4月14日(土) 小山登美夫ギャラリー東京 7F 小山登美夫ギャラリー 開廊時間:火-土曜日 12:00-19:00 休廊日:日.月曜日 及び 祝日 Tel: 03-3642-4090
by tkgallery
| 2012-03-19 22:00
| 小山登美夫ギャラリー 東京
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